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トロッコ列車について

トロッコ列車ってどんな列車?
トロッコとは、もともと荷物輸送用の小型貨車として、トラックや通常の列車が入れない場所にレールを敷いて走らせた箱型車両のことです。ゴトゴトとゆっくり走る、素朴な貨車。そんなイメージにぴったりなのが、嵯峨野トロッコ列車です。
ちょっと速い自転車くらいの速さです。だからこそ楽しめる保津川沿いの自然や渓谷美。片道7.3kmおよそ25分の間、春の桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の枯野や時には雪景色と、四季それぞれに違った風景を楽しめます。
特に景色が美しい場所では、速度をおとして走りますので、ゆっくりと景色をお楽しみいただけます。トロッコ列車に乗った人だけが楽しめる渓谷美。他では撮れない1枚が撮れるかもしれません。
トロッコ写真1
観光列車ならではのユニーク車両
嵯峨野トロッコ列車はクラシカルなカラーリング。ディーゼル機関車に引かれ渓谷を縫うように走る姿にノスタルジーを感じる方も多いのではないでしょうか。
アールデコ調の5両編成の客車の中には、木製椅子と裸電球。快適さに囲まれた日常から少し距離を置き、風を感じ、音に耳を傾ける、不便だけれど心地よい非日常に連れていってくれます。窓ガラスのないオープン車両『リッチ号』(5号車)に乗れば、まさに風と光と音を肌で感じられるひとときを過ごしていただけるでしょう。
トロッコ車内写真1
おもてなしの心で
嵯峨野観光鉄道には、ディーゼル機関車運転士がいます。
今では珍しくなったディーゼル機関車を確かな技術と笑顔と気配りで運転し、皆さまを安全で楽しい旅へと誘います。
また、列車内ではユニークなクルースタッフが、駅や駅ショップでもスタッフそれぞれが、おもてなしの心を大切に皆様の旅をサポートいたします。
そして、何より日々の安全運行を保線スタッフが全力で支えています。
トロッコ写真2
保線写真
トロッコ列車誕生まで
嵯峨野トロッコ列車が、荒れ果てた廃線を利用し、新たな観光資源・設備として生まれかわった生い立ちを簡単にご紹介いたします。

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トロッコ列車ギャラリー
四季折々の美しい風景とトロッコ列車の雄姿をご覧いただけます。下のリンクボタンからお入りください。

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Line~京緋の風~ 公式テーマ曲誕生
嵯峨野観光鉄道の公式テーマ曲ができました。駅メロディーとして流れているこの曲は、二人とも鉄道好きとして知られるデュオ、スギテツさんの書き下ろしです。CDは駅ショップで販売しています。
スギテツ(外部リンク)
クラシックの名曲をさまざまな音楽や環境音と融合させて、見て聴いて楽しいコンサート活動を展開している異色デュオ、スギテツさんのページです。